賃貸物件を借りようとしている方のなかには、契約にあたって注意するポイントがよくわかっておらず、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そのため、不動産会社には賃貸借契約の条件を借主に説明する、重要事項説明をおこなうことが法律で義務付けられています。
本記事では、重要事項説明について、また説明のポイントやIT重説を解説します。
ぜひ、賃貸借契約をする際の参考にしてください。
賃貸借契約前に知っておきたい重要事項説明とは
賃貸借契約をする場合、契約前の判断材料として、不動産会社は物件について借主に説明しなければなりません。
この説明を重要事項説明と言い、不動産会社のなかでも宅地建物取引士の資格を持った者がおこなう必要があります。
説明をおこなう際、基本的には、借主本人に対して、宅地建物取引士の資格を持った者が資格証を提示しながら、書面を用いた説明をすることが義務付けられています。
電話や郵送で説明したり、書面を送ったりするだけでは契約できません。
この説明を終えた後に、納得できない点があれば契約をやめることもでき、違約金なども発生しません。
賃貸借契約前に知っておきたい重要事項説明で確認すべきポイント
重要事項説明で用いられる重要事項説明書と似た書類として、賃貸借契約書もあります。
賃貸借契約書は契約で合意した内容を記載して契約後のトラブルを防止する目的で作られるのですが、重要事項説明書と同じことが記載されているところもあります。
重要事項説明書にしか記載されていない条件も多くありますが、ライフラインと解約予告期間に関しては契約書もあわせて確認するのがおすすめです。
ライフラインに関して、とくにガスの契約はプロパンガスだとガス代が割高になることがあるので注意が必要です。
さらに、解約予告期間は物件により異なり、退去日の3か月前など期限が決められているので確認しておく必要があります。
賃貸借契約前に知っておきたい重要事項説明の方法であるIT重説
重説とは、重要事項説明の略称であり、オンラインを活用しておこなう説明をIT重説と言います。
重要事項説明は元々は対面でおこなわなければならなかったのですが、2017年の法改正によって、オンラインでおこなってもよいことになりました。
オンラインでおこなう際にも、双方向性でやり取りができるビデオ電話やWeb会議アプリなどのサービスを用いる必要があります。
また、電子書類による契約は認められていないので、紙の説明書を事前に送付してもらい、実物が手元になければなりません。
それでも自宅にいながら、説明を受けることができるので、不動産会社に出向く時間と手間を省けます。
まとめ
八代市の不動産のことならセレクト不動産へ。
賃貸借契約をする場合、必ず重要事項説明を受けなければなりません。
その際には、ライフラインや解約の期限について確認しておくと良いでしょう。
また、時間に余裕がない方でも、すきま時間を利用して説明を受けられるIT重説が利用できます。
賃貸借契約する際の参考にしていただければ幸いです。
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