相続する予定のある方で、その遺産のなかに不動産が含まれている方もいらっしゃるかと思います。
不動産は多くの場合、「現物分割」という方法で相続します。
そこで当記事では、現物分割について、そのメリットや現物分割しやすいケースとあわせて解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
八代市の売買・投資物件一覧へ進む
遺産を相続する方法のひとつ!現物分割とは?
現物分割とは、遺産を現物のそのままの状態で分割し、相続する方法のことです。
たとえば、不動産住宅をAさんが相続し、現金と自動車はBさん、株式はCさんが相続する場合は、現物分割に当たります。
また、土地を複数に分筆し、各相続人に分割して相続することも、現物分割に含まれます。
土地は1筆、2筆と数え、1筆の土地を分けることを分筆と言います。
複数の部分に分けられた土地は、再び登記の手続きをし直して、複数の土地とする必要がありあます。
▼この記事も読まれています
相続における遺留分と不動産評価額について解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
八代市の売買・投資物件一覧へ進む
現物分割のメリット・デメリットとは
現物分割にはメリットが3つあります。
1つ目は、手続きが簡単な点で、多くの場合、それぞれが自分の名義に変更するだけで手続きは完了となります。
2つ目は、遺産を厳密に評価する必要がなく、誰が何を相続するかを決めるだけなので、評価に関するトラブルが起こりにくいことです。
3つ目は、遺産はそれぞれの相続人の単独所有となりますので、土地の自由な活用や運用が可能になる点です。
反対にデメリットも2つあります。
1つ目は、不動産と比べると、車や株式などの財産は価値が低い場合が多いため、不公平な分割になりやすい点です。
2つ目は、土地を分筆することにより、用途が限られ、評価額が下がってしまう可能性があることです。
▼この記事も読まれています
相続した土地が売れない!売れない理由や対処法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
八代市の売買・投資物件一覧へ進む
現物分割しやすいケースや現物分割ができないケースについて
遺産には、不動産や自動車の他に、美術品など多種多様な財産が含まれます。
複数の異なる遺産がある場合、各相続人の合計価値が均等になるよう分割できるため、公平な現物分割がしやすいでしょう。
また、預貯金や現金などの遺産があり、調整が可能な場合も公平な分割がしやすいため、現物分割に適しています。
ただし、建物など物理的に分けることができない遺産は、現物分割ができないケースに当てはまります。
また、分筆した土地が狭すぎると、新たな活用が困難になり、土地の価値が減少するため、現物分割には適しません。
地域によっては分筆が禁止されており、現物分割ができないというケースもありますので、条例を確認する必要があります。
現物分割ができないケースであれば、「換価分割」や「代償分割」など他の分割方法もありますので、そちらも検討してみてください。
▼この記事も読まれています
相続土地国庫帰属とは?制度にかかる費用とメリットをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
八代市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
現物分割について、メリットとデメリット、適用のしやすさも含めて解説しました。
現物分割は、遺産をそのままの状態で相続できる簡単な分割方法です。
ご自身やご家族が相続する予定の遺産は、どのような特徴があるのかを確認し、最適な分割方法を検討してください。
八代市の不動産のことなら合同会社セレクト不動産がサポートいたします。
お客様に感謝されることや地域に貢献することをモットーとしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
八代市の不動産のことならセレクト不動産へ。
八代市の不動産のことならセレクト不動産がサポートいたします。 お客様に感謝されることや地域に貢献することをモットーとしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。 八代市の不動産のことならセレクト不動産へ。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
八代市の売買・投資物件一覧へ進む