土地はローンを組んで購入する方が多くいるものの、なかには現金での支払いを考えている方もいるでしょう。
初期費用は高くなるものの、毎月のローンの負担が減るのは嬉しいものです。
この記事では土地を現金で購入する際に発生する費用、メリットとデメリットをご紹介します。
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土地を現金で購入するときにかかる費用とは？
土地を現金で購入するときに発生する費用は、下記の4つです。
仲介手数料
仲介手数料とは、仲介業者に支払う手数料です。
価格に応じて上限が定められており、200万円以下の土地の場合は土地代×5.5％、200万円超〜400万円の土地は土地代×4.4％+2万2,000円です。
400万超になると、土地代×3.3％+6万6,000円の仲介手数料が上限として定められています。
売買契約書印紙代
売買契約書印紙代とは、印紙税を指し、土地の値段によってその金額が異なります。
令和6年3月31日までは軽減措置が適用され、例えば1001万円～5000万円までは通常の半分で1万円かかります。
登記費用
登記費用とは、土地の所有者の名義を変更する際にかかるものです。
令和5年3月31日までの軽減措置として固定資産税評価額の1.5%が登記をおこなう際の登録免許税としてかかります。
また、登記の手続きを司法書士に依頼する場合は、その報酬も必要です。
固定資産税等清算金
売主と買主それぞれの土地の所有日数に応じて、固定資産税や都市計画税を負担し合うものです。
なお、現金での土地購入の場合はローンのように金融機関に何かを支払う必要はありません。
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土地を現金で購入するメリットとは？
土地を現金で購入するメリットとして、ローンのように金利や手数料が発生しない点が挙げられます。
住宅ローンは低金利ではあるものの、金利や手数料が一切発生しないのは現金ならではのメリットです。
さらにローンの審査がないため、すぐに引き渡し可能な土地の場合、スムーズに引き渡しまで行えることもメリットの一つです。
スムーズに売買できるうえ、金利が発生しないのはローンにはないメリットといえます。
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土地を現金で購入するデメリットとは？
土地を現金で購入する最大のデメリットともいえるのが、最初に支払う金額が大きい点です。
まとまった資金が必要になるため、急な出費の際に対応できなくなる可能性があります。
さらにローン残高に応じて所得税が控除される住宅ローン控除が受けられなくなります。
税制優遇制度を利用したい、手持ちのお金が限られているといった場合は、ローンのほうが負担を軽減できるでしょう。
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まとめ
この記事では、土地を現金で購入する際に発生する費用、メリットとデメリットをご紹介しました。
土地を現金で購入すると金利、手数料が一切かからないものの、まとまった資金が必要です。
貯金をすべて使ってしまうと、急な出費の際に対応できなくなる可能性があるので注意してください。
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